1. 導入:二つの「ブラックナイト」が交差する夜
最近、映画『ブラックナイトパレード』を観た。吉沢亮さん主演、中村光先生の人気漫画が原作の、あのシュールでどこか切ないファンタジーだ。コンビニバイトに明け暮れる青年が「黒いサンタ」としてスカウトされる物語だが、僕は映画を観ながら、全く別の「ある都市伝説」が頭から離れなかった。
それが、宇宙最大のミステリーの一つ「ブラックナイト衛星(黒騎士の衛星)」だ。 一方は、北極から悪い子にガッカリなプレゼントを届けるサンタの物語。 もう一方は、1万3000年前から地球を監視し続けている謎の物体。 一見、何の接点もない二つだが、その根底には現代人が抱く「ある本能的な恐怖」が隠されている。
2. 映画『ブラックナイトパレード』が描く「世界の裏側」
まずは映画の紹介を。主人公の三春は、受験も就活も失敗し、コンビニで3年間バイト生活を送る、いわゆる「冴えない」青年だ。そんな彼がある日、顔のない謎の男「クネヒト」によって、北極にある謎の会社「サンタハウス」へと連れ去られる。
そこは、世界中の子供たちを監視し、良い子には白いサンタが、悪い子には「黒いサンタ(ブラックサンタ)」がプレゼントを配るという、世界の秩序を守る裏組織だった。 (やっぱり吉沢亮さんの情けない演技や、橋本環奈さんの振り切ったキャラめっちゃ好き笑)
僕がこの映画で最もゾッとしたのは、その「徹底した管理体制」だ。子供たちの日常はすべてデータ化され、一挙手一投足が監視されている。この設定が、僕をあの都市伝説へと引き戻した。
3. 都市伝説:1万3000年前からの監視者「ブラックナイト衛星」
ここで、もう一つのブラックナイトの話をしよう。 1899年、天才ニコラ・テスラが謎の信号を受信して以来、世界中の天文学者や政府がその存在を噂してきた漆黒の天体。それが「ブラックナイト衛星」だ。 驚くべきは、人類が人工衛星を打ち上げるはるか昔から、それは極軌道(北極と南極を結ぶ軌道)を周回していたと言われていることだ。
1998年には、スペースシャトル「エンデバー」がその姿をはっきりと写真に収めている。NASAは「作業中に紛失した熱防護カバーだ」と火消しに走ったが、その幾何学的で重厚なフォルムは、どう見てもただのゴミには見えない。 それはまるで、映画に登場するクネヒトのように、感情を排除して淡々と地球を見守る「絶対的な監視者」の姿そのものだった。
4. 北極と「極軌道」が繋ぐ奇妙な一致
面白い共通点がある。映画の舞台は「北極」だ。 そして、ブラックナイト衛星がわざわざ選んで周回しているのも「北極と南極を通る軌道」なのだ。 都市伝説の世界では、北極は地球内部の異世界「アガルタ」への入り口があると言われたり、異星人の基地があると言われたりする。
映画の中でサンタたちが北極から世界中の子供たちをスキャンしているように、本物のブラックナイト衛星もまた、極地点という特殊な場所を起点に、人類の文明が誕生した1万3000年前から僕たちをデータ化し続けているのではないか? 「悪い子」を見極めるためのブラックサンタと、「人類の進化」を見極めるためのブラックナイト衛星。呼び名は同じでも、その役割は驚くほどリンクしている。
5. 22歳の僕が考える「監視」の正体
ブログを1,300記事書き、投資という数字の世界に身を置く中で、僕は「見られること」の意味をよく考える。 SNSのアルゴリズム、市場の動向、そして誰かの評価。現代の僕らは、スマホを通して常に誰かに監視されている。映画『ブラックナイトパレード』が単なるコメディに終わらず、どこか不気味なリアリティを持つのは、僕たちが「常に評価され、選別されている」という不安を無意識に感じているからだろう。
もし、夜空に浮かぶあの漆黒の衛星が、僕らの1,300記事に及ぶ努力や、日々の葛藤をすべて記録しているのだとしたら。 それは恐怖だろうか? それとも、誰かに見守られているという救いなのだろうか?
6. 結論:今夜、あなたが空に見るものは
映画の最後、三春は自分の運命を受け入れ、ブラックサンタとしての道を歩み出す。 僕たちが生きるこの現実世界でも、気づかないうちに「大きな力」のパレードの中に組み込まれているのかもしれない。
今夜、ふと夜空を見上げてみてほしい。 もし星ではない、不自然に動く「黒い影」を見つけたなら、それは映画の中のサンタハウスからの視線か、あるいは1万3000年前から漂う「黒騎士」のレンズかもしれない。
信じるか信じないかは、あなた次第。


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